Project プロジェクト

生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2021 連携プログラム
公募「みんなのガスビル」 入賞作品展
居城純子 ワークショップ
  「ガスビルから始まる新しい風景」

Update: 2021.09.22

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2021」連携プログラムとして、日本を代表する近代建築「ガスビル」をテーマに掲げた2つの展覧会を実施します。
昭和8年に竣工し、当時最新式のモダンな建物として評された「大阪ガスビル」は、国の登録有形文化財として、現在も大阪ガスの本社屋として使用されている名建築です。また、御堂筋沿いのオフィスビルが立ち並ぶ都会に位置する当ビルには、建設当初から先進的な「屋上庭園」が取り入れられ、現在に至るまで環境に配慮した緑が溢れる空間を保っている建物でもあります。
本展では、当ビルの1階フロアを会場とし、子どもから大人まで幅広く作品を募集した公募展の入賞作品30点と、現代美術作家の居城純子氏のアート作品(ワークショップ)を展示します。本企画を通し、「大阪ガスビル」の魅力や未来へ継承していくべき価値を提示する機会となることを期待します。

※ビル内の見学後、展覧会をご鑑賞いただけます。
※マスクの着用・手指消毒にご協力ください。また、37.5℃以上の発熱がある方はご来場をお控えください。
※新型コロナウイルス等感染症の状況により、展覧会を中止する可能性があります。本ホームページ最新情報をご確認ください。

※ガスビル内の見学は、1階のみに変更となりました。
※場内の混雑状況により、入場規制がかかる可能性があります。

<開催概要>
会 期 | 2021年10月30日(土)、31日(日) 10:00~17:00 ( 入場は16:30 まで)
会 場 | 大阪ガス株式会社 本社ビル北館1F
入場料 | 無 料

主 催  | 大阪ガス株式会社
協 力  | 株式会社安井建築設計事務所、ギャラリーほそかわ
連 携  | 生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2021
企画運営 | 一般社団法人日本現代美術振興協会(APCA)

[アクセス]
〒541-0046 大阪市中央区平野町4丁目1番2号
地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅(13番出口)より南へ徒歩約5分。
南側入り口よりご入場ください。


公募「みんなのガスビル」 入賞作品展
「大阪ガスビル」をテーマに、子どもから大人まで、そして将来プロの美術作家や建築家を目指す学生まで、幅広い方々を対象にしたアート作品のコンクールを実施いたしました。応募作品のうち審査員によって選ばれた優秀作品3点と入賞作品27点を本社1階エレベーターホールに展示します。
審査会の様子>> https://apca-japan.org/project/2410/

|優秀賞|

有田京子 「空のガスビル」 / 川﨑あっこ 「ガスビルの今昔かるた」 / 吉村誠生 「海の仲間とガスビル」

|審査員|
宮川 正 (大阪ガス 代表取締役副社長)
佐野吉彦 (安井建築設計事務所 代表取締役社長)
加藤義夫 (宝塚市立文化芸術センター 館長)


居城純子ワークショップ「ガスビルから始まる新しい風景」
  ーたくさんのモチーフピースを作って風景を作ろうー

居城は実在する風景をモチーフに油絵や水彩画を制作。絵に塗り残しや余白を作り、鑑賞者の記憶と共に新たな風景をつくり出すことを目指しています。本作品では、ワークショップを開催し参加いただいた来場者と、「大阪ガスビル」を中心とした緑化が進んだ御堂筋とそこに集う人々と共にある、近未来の風景を描いていきます。
ビル内の特徴的な装飾や緑が溢れる「屋上庭園」のイメージと、未来に向けて広がる新しい風景が緩やかにつながる本作品をお楽しみください。
作品紹介>>https://apca-japan.org/project/2459/

\ワークショップ詳細/
 受付時間|各日 10:00~11:30/12:30~13:30/14:00~15:00/15:30~16:30
 所要時間|5分〜15分  
 定  員|各階25名程度 
 参 加 費 |無料
 対  象|子どもから大人まで(未就学児は保護者同伴のこと)
 参加方法|当日会場にて受付
 ※感染症の状況によっては、開催内容を変更する可能性があります。

ビル内を見学後、屋上庭園に因んだモチーフを紙から切り出し、作家と共に作品に飾り付けます。紙は、食べられなくなったお米を配合してできた「kome-kami(コメカミ)」を使用します。気に入ったモチーフは、1人1点までお持ち帰りもできますので、ぜひご参加ください。 

 素材提供|株式会社ペーパル kome-kamiとは?>>https://foodlosspaper.com/kome-kami

|作家略歴|
1974年静岡に生まれる。2001年東京藝術大学大学院修士課程油画科を修了。 
2005年VOCA展奨励賞、2007年大阪市咲くやこの花賞(美術部門)を受賞。
主な展覧会に、セゾンアートプログラム アートイング東京2001(2001年 旧新宿区立牛込原町小学校)、「静岡NEW ART あなたの居場所」(2005年 静岡県立美術館)、今日の作家シリーズ 「居城純子/入れ子の庭」(2007年 大阪府立現代美術センター)、「キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画のいま」(2012年 兵庫県立美術館)など。 
https://ishirojunko.com

<過去作品>

右上:「N24.19.48 E124.04.59」キャンバスに油彩 72x91cm 2004
右下:「朝影」キャンバスに油彩 35x45cm 2019
左 :「滲出する暗がりと浮遊する明るさ」ギャラリーほそかわ展示風景
   キャンバスに油彩、アクリル絵の具 162.5×130.5cm
   インスタレーション部分サイズ可変 2019 photo:高嶋清俊

会場構成・什器制作|STUDIO森森


<同時開催>
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2021 (通称:イケフェス大阪)  
大阪の魅力的な建築を一斉に無料公開する日本最大級の建築イベントです。
公式HP https://ikenchiku.jp 
*今年もオンラインプログラムを中心に開催!

|お問合せ|
一般社団法人日本現代美術振興協会(APCA) Tel. 06-7506-9347/E-mail. info@apca-japan.org

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