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【事例紹介】展示コーディネート|コングレスクエア大阪中之島

このたび、2024年にオープンした貸会議室「コングレスクエア大阪中之島(https://osaka.congres-square.jp/nakanoshima/)」のコミュニティウォールの展示コーディネートを担当しました。
今回コーディネートした注目の若手アーティスト石井佑果さん(https://www.instagram.com/yuuuka141/)の作品は、ステレオタイプな西洋絵画を連想させるモチーフや筆致が特徴的で、鮮やかな色彩がよく映える展示となりました。
⦿ 作家:石井佑果 https://www.instagram.com/yuuuka141/
⦿ 協力:TEZUKAYAMA GALLERY https://www.instagram.com/tezukayama_g/
⦿ 場所:コングレスクエア大阪中之島内 コミュニティウォール (ホワイエ) https://osaka.congres-square.jp/nakanoshima/
⦿ 期間:2025年8月〜11月(予定)
*本施設は貸会議室です。会場の都合上、作品をご覧いただけない場合がございます。来館する前には施設にお問い合わせください。

左から 《Untitled》 Oil on canvas H970×W1940mm 2024、《Untitled》 Oil on canvas H1455×W894mm 2024、《Untitled》 Oil on canvas H1940×W1300mm 2024、《Untitled》 Oil on canvas H803×W1167mm 2023
■ 作家プロフィール
石井佑果|Yuuka Ishii
1995年 香川県生まれ
2019年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2022年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了
石井の作品はステレオタイプな西洋絵画を想起させるモチーフや筆致の引用に加え、アルファ
ベット、トランプカード、ピアノの楽譜などの記号的要素を組み合わせ・編集することで、絵画
作品を制作しています。膨大な歴史の中で浮遊する「絵画」と呼ばれるイメージ群の中から何を
選び、どのように描くかという判断や方法論を通じて、絵画が成立する仕組みと、その無限とも
言える組み合わせの可能性について検証を試みています。
主な個展に「春と遠近/隠蔽のカラーバー」 (KATSUYA SUSUKI GALLERY /東京/ 2025 年)、
「泉・ピタゴラスコンマ編」 ( 三越コンテンポラリーギャラリー/東京/ 2024 年)、「大逆走」
(same gallery /東京/ 2024 年)、「あっけらかんの眺め」 (KOMAGOME1-14cas /東京/
2021 年) など。
主なグループ展に「THROWBACK」 (TEZUKAYAMA GALLERY /大阪/ 2025 年)、「ジュリア
ンの不在」 (Up&Coming /東京/ 2025 年)、「Eudaemonia」 (Gallery Common /東京/ 2024
年)、O JUNキュレーション展「幸福惨憺世界: Dat + 石井佑果 + 山脇紘資 + O JUN」 (ミヅマアー
トギャラリー/東京/ 2024) など。
Instagram : https://www.instagram.com/yuuuka141/
■ 施設情報
コングレスクエア大阪中之島
530-0005 大阪市北区中之島4丁目3番51号 Nakanoshima Qross R&D センター 1F
2024年7月、「Nakanoshima Qross(中之島クロス)」内の3つの施設の1つである「中之島国際フォーラム」の一員として1Fにオープン。歴史と伝統、文化と商業が交わり文化施設が集まる中之島で、ビジネスシーンだけでなく、誰もが気軽に立ち寄れる第三の場所として、地域とともに歴史と芸術文化の発信を目的とする「会議室×アート」プロジェクトを通してアート作品の展示をおこない魅力を届けています。
公式WEBサイト : https://osaka.congres-square.jp/nakanoshima/