「Kansai Art Annual 2025 CO」の記録カタログを公開中。
関西ゆかりの若手アーティストの発表と鑑賞の場を創出する本展は、心斎橋パルコを会場として、その周辺の4つのギャラリーと協力し、7名の若手作家を紹介しました。厚地朋子（b.1984）は複数の視点を重ねる絵画を、岡本啓（b.1981）は光を描く写真作品を、神出謙（b.1997）はポップな造形で社会の矛盾を、菊池和晃（b.1993）は非効率な機械と労働を、栗棟美里（b.1988）は写真と視覚を、宮田彩加（b.1985）は糸と生命の構造を、ユーダイ（b.1987）は漫画と絵画で偶像を表現。関西ゆかりの作家たちの挑戦的な表現に出会う場となりました。
カタログには、京都国立近代美術館の渡辺亜由美氏による展評や、関連イベントとして開催した「作家のキャリアとギャラリストの役割 / 心斎橋エリアの可能性」と題したトークプログラムの記録も収録しています。ぜひご覧ください。

【開催概要】
出展作家：厚地朋子、岡本啓、神出謙、菊池和晃、栗棟美里、宮田彩加、ユーダイ
会期：2025年5月23日（金）〜6月22日（日）10:00-20:00（最終日は18:00まで）
会場：心斎橋PARCO 9F EVENT SPACE　
入場料：無料

主催：一般社団法人日本現代美術振興協会
共催：心斎橋PARCO
協力：Marco Gallery、＋1art、TEZUKAYAMA GALLERY、Yoshiaki Inoue Gallery、FINCH ARTS
助成：大阪府芸術文化振興補助金
パートナーイベント：ART OSAKA 2025、Osaka Art & Design 2025